我々はネコだ、抵抗は無意味だにょ

新米マンガ家の航星日記

なんでんかんでん

航星日誌:地球歴2008年6月8日

毎度毎度進行が遅れているのですが、今月またもや予定を一週間近く大幅オーバー。
もちろん(言い訳なのですが)原因があるのですよ。
今回のストーリーには、いわゆる「旧車」というのが登場するからです。

当初、コミックスタジオの3Dデータを使おうとしたんですけど良いのが無く、フィギュアでなんとかなるかと思ってたんですけどなかなか良いのが無く、最終的にはいわゆる「旧車會」の方々に協力を仰ごうという事になりました。
…が、これも時間が合わず断念する結果となってしまったのです(色々スケジュールを調整してくれたのにスイマセンでした)。

で、もうこの手段しか残ってないわけですが、プラモデルを資料とする事にしました。
そもそも、バイクのプラモデルが少ない昨今、更に旧車をプラモデル化してるところなんてなかなか無いわけです。
ただ、とりあえずアオシマというところから出てるのは分かったので、探す事に。
と、たまたま近所にある模型店に入ったところ、一個だけ目当ての物が残ってるという奇跡!
迷う事無くそれを買い(何故か店主は私が何かを買うとは思ってなかったらしく、レジに持っていったら驚いていた、何でだw)、作る事にしました。



…それにしても、普段ガンダム等のバンダイのプラモデルばっかり作ってるので、他メーカーのが作りにくい事…(バンダイが異常に精度が高いだけなんですが)。
パーツ同士が必ずしもキッチリ合うわけではないんですよ。
だから、その日のウチに完成させるように焦りは捨て、接着剤がキチンと乾くまで待って次に進むという、非常にタイトなスケジュールの中でゆっくり作らざるを得ない状況だったのです。

それがこんな感じです。
SANY5554のコピー


正確に言うとこれ旧車って言うカテゴリーじゃないんですが(色々細かくカテゴリーワケされてるんですよ、ちゃんとは知らないですが)、とにかく今回の話に合うバイクであったのでこれにしたわけです。
でもなんて言うか、まさか自分がこの手のカテゴリーのバイクを買うとは思わなかったなぁ…。

んで、出来上がった絵がこちら。
喧嘩代行屋 第11話01-17


ハァ〜、早くアシスタントさんとか雇いたいなぁ。
時間があれば楽しいんだけど、時間に追われる中でこれ描くのは面倒臭いだけだぁ。

…なんかこの手の話の結末って、いつもアシスタント欲しいってのばっかり。
自分の手を早くする訓練をせねばミネバザビ。

と言うわけでやっと完成。
 
 

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  1. 2008/06/08(日) 15:45:14|
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Return to Myself

航星日誌:地球歴2008年5月28日

原点。
一昨日、編集さんと打ち合わせをしていてふとこんな話になりました。

生きる事とか、仕事の事とか、人生って小難しい事が山ほど。
そんな、迷ったり悩んだりした時に、ふり返る自分の原点。
なんで自分は今ここにいるのか、こんな事をやっているのか。
一体何がきっかけだったんだろうか。
そんな自分の事が、原点をふり返る事で思い出せたりしないだろうか?

私は漫画家なので、やっぱり原点は漫画。
もはや「聖典」と言っても過言ではない、以下のふた作品です。
SANY5508.jpg

両方とも、感受性がワインワインに伸びまくってる10〜12歳の頃に出会ってます。

『AKIRA』が、敢えて1、2巻なのは、その2冊が本当に自分の作家としての根幹の部分を形成してるから。
この2冊は、12歳の時に親に買って貰った物です。
当時はまだ立ち読みが出来ましたから、中を見て本当に衝撃でした(言葉にすると簡単だけど、衝撃なんてモノじゃなかったんですよ)。
初めて本屋で出会ったその時に(確か母と一緒だったと記憶してます)、とにかく「これを買ってくれ」の一点張りでした。
学校から帰ってずっと読んでたと思います、何度も何度も。
その当時のモノをもう20年以上何百回も読みまくってきてます。

『ナウシカ』も、確か10歳くらいだと思うんですが、CMで見た時はテレビの前でひっくり返りました。
初めて、親に「映画に連れて行ってくれ」と頼んだ映画です。
まだ映画館は立ち見も当たり前の中(父親と、妹もいたかな?)、余りの混雑で我々は階段に座って見てました。
でもそんな事を忘れるほどの凄さ。
もう一発で魅せられ、大好きになったんです。
四六時中、『ナウシカ』に触れていたいと思う始末。
当時はまだビデオデッキなんて便利なモノ無かったから、カセットで買って聞いて、ビデオが出たらビデオで見て、DVDが遂に出た時は涙ものでした。
私は、好きな作品は本も漫画も映像であっても、好きな部分だけを繰り返し見るという人なんですね。
例えば『ナウシカ』なら巨神兵のシーンです。
巨神兵がド━━━━━m9(゚∀゚)━━━━━ン!!!!のところです。
だから、ビデオだと同じシーンばかり見ちゃうんで、すり切れちゃうし巻き戻し早送りはめんどうくさいしで大変だったんですよ。
何百回と見た『ナウシカ』の、更にこのシーンだけを見るのにDVDがどれほど便利か。

『AKIRA』で好きなのも、SOLのシーンだったりします。
もちろん、あのビルの描写に当時もの凄い衝撃を受けて、いまだにビルを描くのが好きだったりするんですけどね(笑)。
でも、繰り返し読むのはやっぱりSOLのシーン。
アキラの目覚めから、鉄雄の咆哮までの一連のシーンはまさに聖典といえる部分。

ビーム大好きなのか、俺は。


師匠に初めて漫画を見せた時、「お前大友克洋好きだろ?」とずばり言われました。
確かに、すでに彼の影響を受けた漫画家さんは一杯いましたが、ご多分に漏れず私もそうでした。
「でもお前、少年漫画描くんなら絵を変えなきゃ」
そう言われて、がんばって変えました。
今の絵柄しか知らない人は絶対に分からないと思います。

今では全然私の絵の印象とは違うそんな『AKIRA』と『ナウシカ』だけど、やっぱり原点なんですね。
もう全然アイディアが出ない、思ったような絵が描けない、なんだか元気が出ない、はたまたお金がない、仕舞いには花粉症が苦しいそんな人生の苦しい時に読み返す、そんな原点。
私は漫画とアニメでしたが、それが歌だったり、歌手だったり、ドラマだったり、色々でしょう。
モノは違えど、みんなそんな何かがあると思います。


どうも最近の子供達には、そんな原点となる作品が少ないのかもしれないと。
んで、編集さんと私は、『喧嘩代行屋』をそんな作品にしようと。
溜池さんの物語は、充分そうなる資格があると。
自画自賛は当たり前、私もそう思ってます。
脚本を最後まで読んだ時に、普通に泣きましたもん。
絶対の自信を持って描いてますので。

いずれこの先、誰かに「『喧嘩代行屋』が原点だ」って言われたら、作家としてはそれが本望なんだろうなぁ…。
 



オマケ:
『究極超人あ〜る』という作品で、主人このR・田中一郎君が自分のネタ帳としてつげ義春の漫画を出すシーンがあります。
同じ意味で、私のネタ帳は中川いさみの『クマのプー太郎』。
私のギャグの元ネタは大体ここから。
高校の時だから…もう20年近く前の作品なのか…。
 

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  1. 2008/05/28(水) 16:56:11|
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第2シーズン

航星日誌:地球歴2007年11月26日

第2シーズン


一昨日のことになりますかね。
23日、そう、勤労感謝の日。
ちょっくら母校の後輩達を応援しに行ってきましてね。

ま、4コマに描いた通り、喧嘩代行屋のセカンドシーズンは陸上マンガです。

これは間違いないんです。
その資料を求めて、先日従兄弟の子供が所属しているという幸運もあって、20年ぶりに母校の中学を訪ねたのです。
ここに至るにもキチンと手順を踏みましたよ。

まず従兄弟の子にこちらが陸上の資料を欲していることを伝える。
 ↓
その子から、顧問の先生に伝えてもらう。
 ↓
顧問の先生に電話をする。
 ↓
顧問の先生から校長先生に話を伝えてもらい、校長先生の許可をもらう。
 ↓
改めて顧問の先生の許可をもらう(所属してる子供達の気持ちもあるし)
 ↓
やっと許可が下りる。

そりゃ、世間的には一番怪しいっぽい年齢ですからね。
卒業生だってことも大々的にアピールですよ。

で、その従兄弟の子に聞いたところ、近々大会があるというので、競技場の写真がどうしても欲しかった私はまたまた顧問の先生に電話をして許可をもらったというわけです。



いや〜、でも、やっぱり、案の定全員には話は行き渡って無くてね。
しばらく撮ってるウチに競技場にいた先生の一人に捕まっちゃったよw

「何撮ってるんだ!」

ウン、スイマセンでした。
ちゃんと許可は取ってるんです。
でも腕章とかないです。
ネームプレートとかもないです。
カメラは一眼レフとか、いかにもっぽくないです。

怪しまれる要素満載です。

でも撮ったよ。
ああ、オレは撮ったさ、力の限りね。



バッテリー切れで男子百メートルの前にカメラ死んだけど





後輩達は結構良い成績だったんですよ。
凄い期待出来るポテンシャルを持ってるんですよ。
頑張れ、二中生!

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  1. 2007/11/26(月) 01:07:18|
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謝辞と訂正  …と謝罪

航星日誌:地球歴2007年9月14日

まずは、お買い上げ頂いた方々、本当にありがとうございます。
各サイトで紹介してくれた方々もありがとうございます。
おかげさまで上々の評判です。

…イヤ、ちゃんと調べた訳じゃないですが。

続きまして、訂正。
第3話、93ページ、2コマ目。
虎太郎が裸締めを決められるシーンですが
20070914103417.jpg

画像の赤線のところです。
実はこれ、雑誌掲載時から間違ってて、その時も単行本にする時も言ったんですけど、忘れ去られてしまいまして…。


最後に謝罪。
ご存じの通り、このブログはコメント欄をホームページの方のBBSと統一するようにしてますが、その日の記事に直接リンクをするとコメント欄が普通に出てきてしまいます。
私はコメントは全てホームページの方で、と思ってしまっているので返事を書いてない場合が大変多いことに、先程気が付きました。
わざわざ書いてくれたのに、返事出来なかった方々、スイマセン。
今からちょっとずつ書いたりしてます…(遅っ

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  1. 2007/09/14(金) 10:44:07|
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ヤラセ

航星日誌:地球歴2007年9月10日
photo.jpg
photo by とめさん

平積み


その2
photo2.jpg

□photo by マルコさん
「エロ本コーナーにあったので買えない」(メールより)

※普通のコーナーに置いてます。

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  1. 2007/09/10(月) 23:55:01|
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