我々はネコだ、抵抗は無意味だにょ

マンガの人の航星日記

ターミネーター3

航星日誌:地球歴2008年7月31日

『ターミネーター3』
大ヒットした前作から12年経って作られた本作は、賛否両論、映画ファン、ターミネーターファンの間で多くの議論を呼んだ。
理由は色々あるんだけど、一番の大きな理由は、ターミネーターの根底に流れる「運命は変えられる」というテーマを見事に潰した点。
ちなみに、キャッチコピーはコレ。

変えられてないじゃん!!

見事にラスト、本来の未来に突入してるよ…。
あれだけ感動を呼んだ「運命は変えられるぜ!」って言うのを見事に吹っ飛ばしてしまい、前作ファンから総スカンを食ったのは記憶に新しいです。

とは言えこの映画、単体で見ると普通に面白いんですよ。
前作があれだけ良かったからの批判なんですよね、仕方のないことです。
私も何回も見直してます、面白いんで。
んが、見直すほどに気になるところがでてきてるんです。
「運命は変えられる、と言うテーマを潰した」以外に、なんか根本的におかしいような気がしたわけです。
 
そこで、ちょっと今日はそこを検証。
 
 

ここで、ターミネーターの基本設定をおさらい。

「軍事コンピューターである「スカイネット」が意志を持ち暴走、人類に対して宣戦布告をする。
スカイネットの圧倒的な攻勢に滅亡寸前だった人類だが、ジョン・コナーが生き残った人々を率いて機械に対して反乱を開始する。
その後戦局は逆転、機械側は敗北直前まで追い込まれる。
一発逆転を狙ったスカイネットは、ジョン・コナーを殺害するため過去にターミネーターを送る…」

コレが基本。

2作目はもの凄い傑作でした。
そのため、同じように傑作だったはずの1作目がかすんでしまってるんです。
みんな、忘れてるんですよ。
「ジョン・コナーが人類を率いた後、戦局は逆転、機械側は敗北直前まで追い込まれる。」
この部分を。
重要なんですよここ。

スカイネットは、本来の未来のままでは勝ち目がないことから、過去に戻ってその元凶を抹殺することで歴史を変えようとしたわけです。
で、ふり返って3作目ですが、未来から送られてきたターミネーターは、現代でスカイネットを起動させる任務を成功させるわけです。
おかしいでしょ。
それじゃ本来の歴史でしょ。
本来の歴史じゃ「機械側は敗北直前まで追い込まれる」でしょ。
しかも、ジョン・コナー生きたままなら、尚更でしょ。

一応、前2作でも確かに「可能性の未来」という表現を使ってます。
つまり、時間の流れは一方通行ではないと言うことですね。
映画的に言えば、『バックトゥザフューチャー』のような一方通行の時間の流れの方が分かり易くて、面白いんですけどね。
だから、スカイネットは、自分が存在する時間軸では敗北を喫してしまうが、別の時間軸では勝利することを狙った、のかもしれません。
…まぁ、実はそれだと1作目と2作目も繋がらなくなっちゃって困るんですが(色んな時代にターミネーターを送って、色んな可能性の未来を作って、スカイネット勝利の時間軸を増やす…だとすると、1作目と2作目は繋がらなくて良い。だが実際には繋がってるし、繋がってないとジョン・コナーはターミネーターと戦った母から指導者として教育されない)。

3作目のスタッフは、この基本を忘れてるような気がするんです。
ついでに言うと、上記の「可能性の未来」という概念も(コレは前2作も怪しいんですが…)。

人類は本来は勝つんです。


映画の4作目は、その未来戦争が舞台だそうです。
恐らく、1作目の設定で語られた部分でしょうね。
ジョン・コナー役も変わるし(また)、ターミネーター役も変わります。

…コレってターミネーター3が無かったことになる気がするんですが…。


以上、私の思うターミネーター3の失敗点ですが、ツッコミもあるでしょう。
ドンドン突っ込んで頂いて結構です、あくまでも私の持論なんで。
変なところを気にするでしょ?(笑)


最後に。
これもハッキリと一作目でカイルが口にしてるんですが、凄い疑問。

ターミネーターって「サイボーグ」か?
 
 
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  1. 2008/07/31(木) 11:48:08|
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